2021.11.18
愛知県の基準が現・北海道基準超へ
国土交通省、経済産業省、環境省が、2021年11月4日に「住宅・建築物の省エネ性に関する基準整備を進めるため」合同会議を開催したそうですが、住宅性能表示制度において、ZEH水準の外皮性能を等級5とする案は既に検討されているのですが、新たにZEH水準を上回る性能を、等級6、7として設定する方向で検討を進めるようです。ZEH超の等級は、暖冷房の一次エネルギー消費量削減率を、等級6で30%、等級7で40%を目安に設定するそうで、国交省は試算をもとに、一部の地域で補正は必要だが、おおむね目安に近い削減量を実現できるとして、HEAT20・G2を等級6、G3を等級7とする案を提示しました。あわせて、エコまち法における低炭素建築物の認定基準や、建築物省エネ法における誘導基準も、ZEH・ZEB相当の省エネ性能(再エネ除く)に引き上げるようです。また、低炭素建築物は太陽光発電設備の設置を、選択要件から必須要件化にするとのことですが、次回11月24日に再び3省合同会議を開いて告示案、省令案をまとめ、パブリックコメントを経て2022年1月、社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会への報告を予定。その後公示は、来年3月の見通しと発表がありました。
ほんと大切な問題ではありますが、住宅検討者様へどの程度認知されるのでしょうか??
そんなことより、気密性を規格に入れないのは相変わらずですね。
気密性能をおろかにして断熱材だけ詰め込んだら躯体内結露でより住宅を痛めやすくなるだけなのに・・・
でも、引き続き高気密高断熱の普及を促進して貰えればと思います。