2023.07.15
杉玉
今代司酒造の見学会に行ってきました。
軒先には、酒蔵や酒屋さんの軒先などでよく見る杉玉!この杉玉には醸造安全祈願としての想いや、杉玉が作られるのが、毎年新酒が搾られた頃だったことから、杉の葉本来の緑色の杉玉が吊り下がると「新酒ができた」という目印でもあったそうです。そして杉の葉が枯れていくにつれて、杉玉の色は緑から茶色へと変化し、その変化は、新酒の変化、時間の経過による熟成具合と重なり、茶色くなるほどお酒も熟成が進んだことを現しているそうです。変わりゆく杉玉の色から旬の日本酒を知るというのは、違った目線で楽しめますね。これから杉玉を見つけたときは、ぜひその色に注目してみてくださいね。