2024.06.28
フラッと現場確認 in 大口町
大工造作工事中の現場をフラッと確認してきました。
外壁工事前ですが、みなさんのお住まいは通気層工法を取り入れていますか?そしてきちんと通気が行えるように設計・施工されていますか?栄建では、桧で製材された専用の通気材を使用して、木材の耐久性や最も重要な通気が確実に行えるように、見えない部分ですが重要度の高い施工部位として検査を行っております。
そもそも「通気層工法」は、近年採用している住宅も増加しておりますが、1981年4月より北欧で学んだヒントを独自に改善し、日本でいち早く導入したのが「FPの家」ってご存知でしたか?
また本当に「通気層工法」は奥が深いことご存知ですか。簡単に通気層をつくれば良いのではなく、温かい空気は上昇しますので、きちんとした入口から出口までが導かれていなければ、通気層の意味がございません。
図面上では通気層と表現されていても、実際の現場ではひとつひとつ確認しないと通気層はあっても、入口と出口がない現象が生まれてしまいます。私たちは現場での確認があたりまえですが、常に「入口と出口」の関係性を意識して、確認しながら勉強をさせていただいております。お客様がほとんど気にされないことですが、建物の耐久性を向上させるためには本当に重要なこと、まだまだ外壁工事はこれからが本番ですが、最後まで丁寧に進めさせていただきます。