足元や窓際から感じる冷たさは、気密不足や断熱不足が原因です。
そして、各部屋での温度差を感じるのは、計画換気が原因です。
これまで1,000棟を超すわたしたちのホームオーナー様で、床暖房を設置したホームオーナー様は僅か1%未満です。
床暖房は必要ありません。普通の暖房をするだけで床を冷たいとは感じません。それが、暮らしたご家族様にしかわからない、床暖房が必要ない暮らし。そんな暮らしをわたしたちはご提案いたします。
01. 断熱性能や計画換気に不可欠
「気密性能」
気密性能をきちんと高めるには、現場の力が最も重要です。
栄建の家づくりに熟知した専属の棟梁や職方さんにしか出せない性能があります。
▲気密測定機
栄建では、C値0.55cm2/m2以下を基準にお引渡しを行っています。
栄建のFPの家は、完成時に全棟気密測定検査を行いお引き渡しをしています。その実測平均値は0.45cm2/m2ですが、0.55cm2/m2以下を基準としています。これは平成11年度省エネルギー基準で定められた北海道、東北地域(Ⅰ/Ⅱ地域)の基準値である2.0cm2/m2の約1/3という厳しい数値で、万が一0.55cm2/m2を超えた場合は施工のやり直しを行うなど、気密精度の維持を徹底しています。
※2018年3月改定
E様邸 | FPの家 | C値0.46 |
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E様邸 | FPの家 | C値0.43 |
O様邸 | FPの家 | C値0.44 |
T様邸 | FPの家 | C値0.45 |
K様邸 | FPの家 | C値0.26 |
O様邸 | FPの家 | C値0.43 |
S様邸 | FPの家 | C値0.45 |
O様邸 | FPの家 | C値0.41 |
K様邸 | FPの家 | C値0.32 |
---|---|---|
M様邸 | FPの家 | C値0.43 |
K様邸 | FPの家 | C値0.38 |
K様邸 | FPの家 | C値0.42 |
K様邸 | FPの家 | C値0.45 |
S様邸 | FPの家 | C値0.21 |
H様邸 | FPの家 | C値0.42 |
O様邸 | FPの家 | C値0.40 |
▲栄建の完成時気密測定実測値一覧
建物の隙間が少ないから音漏れや騒音が気にならない
- 気密性が高いということは、建物に隙間が少なく、空気が遮断されているということですから、空気の振動で伝わる外からの騒音は小さくなり、同様に家の中の音も外にもれにくくなります。
そのため幹線道路の近くや線路沿いといった立地条件のもとでも静かな生活が確保でき、夜遅くにピアノの練習をしたり、大勢でカラオケを楽しんだりすることも、気がねなくできます。
02. 北海道基準の優れた
「断熱性能」
真夏の暑さや真冬の寒さを室内に伝えることなく、また室内の涼しい空気や暖かい空気を外に逃さない。
ウレタンパネルは断熱や保温性能が非常に優れています。
2025年省エネ適合義務化を見据えて全棟断熱性能を示すUA値を算出
UA値平均0.39W/m2Kと北海道基準を達成。
ポリイソシオネートとポリオールを原料に、発泡剤などを混ぜて生成した硬質ウレタンフォーム、ポリスチレンを発泡させたポリスチレンフォーム、フェノール樹脂を発泡させたフェノールフォームなどがあり、薄い厚さでも断熱性能が高いのが特徴です。
断熱材の性能は、それぞれの素材の熱伝導率によって表されますが、実際に使用する場合にはその厚さも問題になります。
また、近年多く普及しております連続気泡の現場発泡タイプは比較的安価に施工ができますが密度が低く、吸水率も高いことから経年劣化で断熱性能が低下する場合があります。
FP硬質ウレタンフォーム | グラスウール(16K) | ポリスチレンフォーム | |
---|---|---|---|
熱伝導率W/m2k | 0.19 | 0.045 | 0.040 |
厚さmm | 105 | 100 | 50 |
断熱力(熱抵抗) 厚さmm÷熱伝導率 | 5.52 グラスウールの2倍以上 | 2.22 | 1.25 |
独立気泡のFPウレタン断熱パネルの優位性
FPウレタン断熱パネルは、FPの家岐阜工場においてパッチプレス注入法により一邸一邸製造されます。
これは2成分の原液を発泡機で混合した後、プレス圧のかかった空間に液状で注入し発泡・硬化させるもので、発泡圧力と自己接着力により高密度で均一な発泡帯が形成され、安定した品質のパネルを製造することができます。また、気泡が独立しているため吸水率が低く、透湿抵抗も非常に高く、水蒸気をほとんど通しません。
これに対し、同じ硬質ウレタンフォームでも施工現場で発泡を行う工法は、無圧での発泡であるため、狭小部への充填は劣って低密度・低強度の発泡体となり、気泡が連続しているため吸水率も高くなります。
木枠付き(フレーム)へのこだわりが、FPウレタン断熱パネルの証
FPウレタン断熱パネルの最大の特徴は、木枠(フレーム)が付いていることです。
FPウレタン断熱パネルは、断熱材としてだけでなく、FPパネル自体が強度を持ち(国土交通大臣認定取得)、外部の力から家を守る構造材としての役割を果たしています。
さらに、木枠(フレーム)があることで木造軸組工法の柱や梁と強固に一体形成構造となりますので、伸縮・変形・破損などの経年変化が少なく、断熱性・気密性の性能劣化も少なく、優れた耐久性を誇ります。
一般住宅において、熱の出入りが最も多いのは、屋根や外壁よりも、窓やドアなどの開口部。
冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものが約半分。
つまり、冬を暖かく過ごすには、開口部からの逃げる熱をふせぐ断熱が重要です。
▲開口部からの熱の流出入割合
これからの日本の窓は
「樹脂サッシ」
樹脂サッシに対して皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
樹脂=安価や、樹脂=耐久性に乏しいなどと思っていらっしゃいませんか?
エコ住宅先進国のドイツで50年ほど前に開発され、改良を重ねられた樹脂サッシ。今ドイツでは、家を新築するとき樹脂サッシでなければ建築許可が下りない程にまで認められた存在になりました。
日本では北海道・東北を除き、未だに断熱性能の低いアルミサッシが多く使用されています。しかし、近年のエコ住宅意識の高まりや、結露の無い健康的な家に住みたいという要望から、断熱性の高い樹脂サッシへの関心が急速に高まってきています。
最も断熱性能に影響する窓は、樹脂サッシ専業メーカーの
エクセルシャノン製を採用
断熱効果は、アルミサッシ単板ガラスの約5倍以上(トリプルガラスの場合)。
最も熱が出入りしやすい開口部からの熱損失を最小限に抑え、生活環境や立地条件、暮らし方に合わせ、適材適所に樹脂サッシ複層ガラスと樹脂サッシ三層(トリプル)ガラスをご提案致します。
すべての窓に、室外側および室内側ガラスには遮熱高断熱Low-Eガラスを使用し、夏には日射熱を抑えると共に紫外線を防ぎ、冬には室内の暖房熱が逃げるのを防ぎます。ガラスとガラス間には、熱を伝えにくいアルゴンガスが標準封入されています。