01. 高気密住宅が可能にした
「計画換気」
- 標準採用20年以上の「アルデ排気型集中換気システム」
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栄建で採用している第3種換気システムは、ダクトファンによって汚れた空気を排出し、空気の圧力差(負圧の状態)を室内につくることで、給気口から新鮮な外気を取り入れます。これは「高気密住宅」としての性能が高いからこそ行える換気方法で、衛生的で健康的な室内環境が整うから喘息やアトピーなどの現代病にもかかりにくい住まいが実現します。
高気密住宅が可能にする計画換気
換気とは、日常生活で発生する「二酸化炭素」や「ニオイ」といった、人体にとって有害もしくは不快感の元となる空気中の物質を屋外に排出し、室内の「空気をきれい」にすることを言います。
建物に隙間があれば換気されるのでは?とお考えをお持ちの方もおられるかも知れませんが、それは違います。隙間風では風の向きや風量は常に安定しないため、部分的にしか換気は行えません。
「高気密住宅」は新鮮な空気を常に決められた入口から採り入れ、決められた出口へ汚れた空気を排出させることが可能なので、本当の良い換気を実現させることが出来ます。
第1種換気を採用しない理由
20年程前、採用していた第1種換気を採用しない理由はシンプルです。
「第1種換気では集中給気を行い、給気にダクト方式を採用いたします。万が一給気ファンの内部やフィルターにカビが発生したり、ダクト内部がひどく汚れたり、臭いが付着した場合には、汚染された空気が室内に給気されてしまいます。」
高断熱・高気密住宅を30年近く取り組んでいるからこそ、経験と答えがありますのでお気軽にお問合せください。
02. 最高品質の建材と24時間換気
「シックハウス対策」
最高品質
居室の内装仕上げ材や換気扇が設置されていない天井裏などの下地材などに使用されている建材からの、ホルムアルデヒドの発散量の少なさを示します。
等級1〜3で表示され、等級3はJIS(日本工業規格)、またはJAS(日本農林規格)のF★★★★(エフフォースター)等級以上に相当します。
耐震基準 | ホルムアルデヒド 発散速度 (μg/㎡h) | 内装仕様の 面積制限 |
---|---|---|
F★★★★ | 5以下 | 制限なし |
F★★★ | 5超〜20以下 | 床面積の2倍以内 |
F★★ | 20超〜120以下 | 床面積の0.3倍以内 |
F★ | 120超 | 使用禁止 |
F★★★★認定
住宅の高気密化が進む中、建材などに含まれるホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどのVOC(揮発性化学物質)が原因となる化学物質過敏症、いわゆるシックハウス症候群が今まで以上に大きな問題となっています。
当社の内装材には、このシックハウス症候群に配慮した素材を厳選。フローリング材やキッチンキャビネット、扉などには、ホルムアルデヒド拡散量でJAS企画最上位のF★★★★(エフフォースター)をクリアしたものだけを使用し、内装クロスにはRALマーク適合相当商品、接着剤にはゼロホルマリンタイプを採用しています。
また、柱や土台など主要構造材の防腐・防蟻剤にも十分な安全性を確認したものを使用しています。
24時間換気で常に快適な室内空間
給気と排気をバランスよく行い、快適な室内空間をつくる換気設備。各居室はもちろん、洗面室やトイレの換気も万全です。